旧商工ファンド(SFCG)の処分について
12月4日
やはり日経に出ていた記事からですが、
今日は商工ファンドの処分について感想を書きたいと思いました。
現在はSFCGと言い商工ローン系の会社では現在最大手と思われる会社です。
以前にも話題になりましたが、不法とも思われる取立てが社会的問題になったことは、
多くの方がご存知と思います。
今日書くことは、SFCGの批判を書くことではなく、
この会社から融資を受けると、その後の資金調達にどのような影響があるのか、
日常的に体験したことを中心に書いていきたいと思います。
本当は批判をいっぱいしたい会社で、
今のままなら、なくなった方が世のためになる会社とは思いますが、
同族的経営をしている会社なので、まあ変化して良くなることは無理だと思います。
この会社も、日本の業界保護的な温室的な風土の中でのみ咲けると会社だと思います。
以前も書きましたが、銀行と新規取引をする場合、
このSFCGに限らず、商工ローン系の会社から融資を受けた経歴が分かると、
完済していても、大きな懸念材料になります。
ましてこのSFCGとの取引実績を銀行が認知すれば、
100%とは言いませんが、90%いや99%融資は難しいのが現状です。
もちろん取引実績があっても、表に出ていない場合はOKな場合もありますが、
財務諸表にこの名前があって、銀行からの融資ができたことは、
弊社の中だけなら100%ありません。
べつに私はこの会社に対して、何の恨みつらみはありませんが、
これだけ銀行に嫌われる会社も珍しいくらいで、
これだけ忌み嫌われると言うことは、よほど何か問題点があると思わざるを得ません。
この会社もいい加減に反省して、顧客志向に立って是正していけば、
十分に大きなビジネスチャンスがあると思うのですが、
いつもこの会社の場合、問題点がその回収方法になるのはどういうことなのでしょうか。
今回も債権の強制的な回収に必要な公正証書を違法に作成したと言うもので、
もういい加減にしろ、時代が変化しているのが分からないのかと声を大にしていいたいところです。
こんなに回収方法で問題が多い会社も、闇金ならともかく、
それなりの業態で、コンプライアンスを真剣に考えねばならない規模の会社なのに、
本当にこの会社は懲りない会社と言うか、話にならない会社と言わざるを得ません。
批判になっていますね?(笑)でもそれぐらい業界では嫌がられている印象がある会社です。
多くの方々に言いたいのですが、
そもそも商工ローンなんて所詮、借り手からの返済を期待しないで、
どう保証人の網を掛けて回収しようかと言う、
本当に前時代的な石器時代のような古いビジネスモデルで、
まっとうな金融とは言いがたいので、
絶対に商工ローンから借りるのだけは止めていただきたいと思います。
もし借りてどうしようもなくなったら、返そうなんて考えないで、
即、法的な処理で対抗することをお薦めいたします。
このような対抗措置で、この手の会社を本来の金融をする会社に、
つまり借り手の審査の新しいノウハウで融資ができるような会社に、
生まれ変わらせる必要があると思います。
このことで自殺者や家庭崩壊は相当数減ると思いますし、
この手の会社も世界に出て行けるのにとも思います。
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